なぜ私がベトナム現地採用で働くことになったのか。①
私は今、ベトナムの実習生送り出し機関で
日本語教師+日本語学校の管理職をしております。
ベトナムに住み、働き始めてもう1年9ヶ月を過ぎましたが、
「なぜ私がベトナム現地採用で働くことになったのか」を
詳しく!お話してみようと思います。
日本語教師
書いて字の如く、第2外国語として日本語を教える仕事です。
日本語教師という仕事を知ったのは、私が高校1年生のときでした。
JOCA(公益社団法人 青年海外協力協会)の方々が
インド人の高校生20名を連れて私の高校へ遊びに来たのです。
そのコーディネーターの方が以前、
日本語教師として働いていたというお話を聞き、
「国際協力」という漠然とした憧れを抱いていた私は
「これだ!!!!!」
と、思ったのです。
安易ですね、まあ、高校生だったので仕方ないですね。笑
それから「日本語教師になる」という夢を掲げ、色々調べ始めます。
私は進路を決める時期となり、
「国際協力系の勉強をしつつ、日本語教師の資格が取れる大学進学したい」
と思うようになりました。
ただ、自己肯定感が極端に低かった私。
「こんな夢叶う訳ない」「みんなに否定されそう」こんなことを思いつつ、
進路指導の先生に相談しました。
私「先生、こんなことをしたくて、○○大学に行きたいんです。」
「でも、なれるとは限らないから、勉強しても無駄かも・・・」
「もっと就職しやすい資格(簿記とか英検とか)がとれる大学の方がいいかな・・」
先生「何言ってるの!!!」
「文系の大学なんか、どこに行っても何にでもなれるわ!!!」
私「!??」
先生「無駄なことなんて何も無い!」
「もし国際系の仕事に就けなくても、
学んだことが無駄になることなんてないんだよ。」
「やりたいことをやってみなさい!!」
私「(涙目)」
恥ずかしながら、それまで自分の夢をこんなに肯定し、
応援されたことがありませんでした。
そんなこんなでその大学に合格し、「学びたいことを学び」始めたのです。
「学びたいことを学ぶ」というのは非常に楽しいものでした。
日本語教育を主専攻とし、がちがちに日本語教育を勉強できる環境に身を置き、
論文も書き始めた頃、また、あれです。進路です。
私は民間企業に就職するか、日本語教師になるか、考えました。
・日本語教師をやるなら日本以外。アジア圏が良い
・でも給料安い
・社会人経験も無いから求人が限られる
・(当時付き合っていた)彼氏と離れてまで海外で働きたくない(若かった・・・)
というわけで、周りの大学生と一緒に就職活動をし、内定を頂き、
国内の日本語教師とは関係の無い仕事を始めました。
その仕事も楽しかったです。
海外と関係のある仕事だったので、やりがいもありました。
「日本語教師にはなりたいけど、充実してるし、なにより、彼氏と離れたくない」
今となってはちょっと恥ずかしいですが、本気で思っていたんです。笑
若いですね。笑
このあと、もう想像つきますが、私の身に悲劇が起こります。笑
続きはまた今度・・・